Last Updated: 2005/3/13

Diary
日々の日記。暇な時に書きます。
 Monday, 27 September,2004   RUGBY
ささぽんからメールが来た。内輪ネタで申し訳ないが、彼はラグビー部の元同僚である。俺は引退してから既に2年が経とうとしているが、彼は今も現役#生ラガーとして活躍している。ささぽんというメルヘンチックなニックネームとは裏腹にかなりゴツく、丹下と共にフォワードの中核を成していたチームメイトだ。
 
内容は公式戦の初陣を勝利で飾ったというものだ。しかも相手は結構強かったから、大きな勝利である。メールの文面から躍動する後輩達のプレイが目に浮かび、また勝った充実感が伝わってくる。ささぽんもフル出場して活躍したらしい。また俺が何よりも嬉しかったのは、相手を1トライに抑えて勝った事だ。
 
ディフェンスの意識を上げる事は難しい。ディフェンスは気持ちも受身になりがち、その練習は痛くてハードだし、試合中にディフェンスをしている時間は非常に苦しい。基本的にテンションを自然に上げていけるオフェンスの練習に比べて、ディフェンスの練習は嫌がられる。ボールに対する視野の持ち方、一人一人の走る的確なコース、そして集中力の持続と、相手以上の体力が要求される。キャプテンの佐藤を中心に皆が集中して良いディフェンスをしたのであろう。1トライに抑えた事は賞賛すべき事である。
 
何故俺がこのネタを書いたかと言えば、ノルウェーにいる俺が非常に勇気付けられたからだ。最近やる事が多すぎて意気消沈する事があったのだが、彼らに見えない言葉で励まされている気がする。
 
派手に勝つことはなくても、ひたむきにディフェンスをして負けない試合をする。俺はそんなラグビーが大好きだ。俺も彼らに負けず、がんばらにゃあな。
 
 
 
んなわけで、サボって全く準備してない明日のプレゼンテーションを今からとりかかります。今夜は徹夜かな。
 
 
 
 
 
 
 
 Tuesday, 28 September,2004   Japan Day
今日はJapan Dayというイベントが国際学生課によって開催される。俺が交換留学生として来ているように、NTNUからも日本への交換留学生がいるわけで、それを希望する学生達へ向けたガイダンスである。そこで国際学生課のDaleさんから、交換留学生としてきている俺とナオさんにプレゼンをやるべしとの通達が来た。プレゼンテーションの内容は自分の大学と日本に関する事なのだが、俺がプレゼンをやった所で日本への失望が起きないか少々心配である。
 
同じくプレゼンをやるナオさんは国際発表経験が豊富で既に4回、外国で発表している。とにかく彼女より前に発表したい。俺のしょっぱい英語は相変わらずなので、ナオさんに頼み込んで最初に発表させてもらう事になった。
 
英語でのプレゼンは初めてなのでいつも以上に緊張してしてしまう。俺の見積もりで"今日のガイダンスに来るのは一桁であるので、肩の力を抜いてやれる"と自分に言い聞かせる。
ところが・・・#時間が近づくに連れて増える増える。お願いだからこの人数でストップして欲しいと願う俺の気持ちとは裏腹に、20人は超すかと思われる学生が集まった。後ろの国際学生課の職員さん達を含めると法外な人数だ。かんべんしてほしい
 
 
 
用意したパワーポイントは5枚程で1枚あたり2分程の説明する予定だ。いよいよ俺がやる時間になった。
なんとか終了。狙った場所で一度笑いが取れたからよしとしよう。内容に関しては、甚だ怪しい。最終的にうちの大学への希望者がいなくなったらそれは俺の責任です。すいません、ボス。
 
 
俺の後はナオさんがやる。彼女のを見た感想は「彼女の後でなくてよかった」に尽きる。説明している途中での文章のつなぎ方、副詞の使い方などがとてもうまかった。
 
今回のプレゼンは決してフォーマルではなかったとはいえ、とても良い経験になったし勉強になった。もっと英語を勉強して磨いていかなければいけない。
 
 
 
 
 
 
 Saturday, 2 October,2004   Cabin Trip 2
今週はロロスという町の南にある山小屋へ来ている。山小屋の周りには高さ2メートルくらいの木立からなる森があるだけで他には何もない。ただこの山小屋には他にはない長所があってサウナがついている。NTNUの持つ約20の山小屋、そのうち2つだけにサウナがついている。サウナといっても電気もガスもないから、自分達で薪を割って準備しなければならない。
 
昼間は寒風吹きすさぶ山へハイキングへ行っていたので、その疲れを癒す上でもサウナが利用できるのは有難い。しかもハイキングの帰りでは暗くなりつつある状態で完全に山小屋への道を見失ってしまい、戻ったときには相当に疲れてしまっていた。
 
夕飯後、薪を離れのサウナにくべて準備を整える。残念ながら周囲に湖はないのだが、みぞれまじりの雨が降るほどの気温なので、サウナを楽しむにはまあまあの条件かもしれない。
 
サウナ内の温度が80度に達し、タオルを装着しサウナへ入る。
 
くおー
 
暑さよりも、外の寒さからの開放でホッとする。サウナ内には電気がないのでローソクを燈して利用するわけだが、ローソクが意外な程明るく、お互いが丸見えだ。中の人間は何も装着していないので、むしろタオルをつけているほうが恥ずかしく、俺も全裸になった。大和魂を持った侍はこんな事に臆しません。
 
ノルウェーに来て2ヶ月、思っていたほど欧風文化や人間に驚く事はなかった。しかしこのケビントリップにおいて、初めて人種の差というものを感じさせられた。
 
間違いなく俺の負けだ
 
勝てるレベルではない。
おのれ〜、ヤング率とか膨張率なら日本人は負けん。おそらく。
 
 
 
ともあれ、全裸で外へ飛び出しては戻るを繰り返して体の新陳代謝を高める。途中何度も人の入れ替わりはあったが、熱くなった時に飲む水のうまさに病みつきになり、日本の俺とドイツのマルコスだけは最後までねばり、結局2時間サウナ浴を満喫した。
 
 
寮にはバスタブがなく、シャワーのみなので、サウナはとても新鮮であった。帰ったらサウナが恋しくなるだろう。

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