2005/3/4

"「では」の神"の部屋

"〜では"と言う言葉を繰り返す人は"「では」の神"と呼ばれるらしい。さすがにそう言われるのは厭だ。日記の中で"ノルウェーでは"という言葉をできるだけ使わないようにしたい。その分ノルウェー特有の事などはここに記す事にする。主に日本との文化や習慣の違いなど。


 
 


・物価
世界で最も物価が高いのは東京であるというニュースを耳にしたが、トロンハイムにいる限り、東京ではないと思える。とにかく物価が高い。なにせ消費税は24%(食品は12%)もある。日記にも記したが、バーガーキングで一番安いセットを頼んでも1000円以上する。おそらく原価で言えば東京の方が高く、税込みにするとノルウェーの方が高くなるのであろう。
 
・歩行者信号
青になってから、赤になるまで異様に早い。片側2車線の道路なんざ半分も渡っていないうちに、歩行者信号の点滅が始まる。到底お年寄りが渡りきれるものではない。ただし、信号が赤になっても絶対に車はクラクションを鳴らす事なく止まっていてくれる。
 
・英語
テレビで普通の番組が"英語放送ノルウェー語字幕"で常に放送されている。常に国民は英語に接しているせいなのか、英語教育が進んでいるのか、ほとんどの人が英語を話せる。日本も見習わなくてはならない。スーバーで買い物をしているおばさんに聞いても、森の中でハイキングをしている老夫婦に聞いても、かならずクリアーな英語で答えてくれる。
 
・自転車
トロンハイム市だけなのかどうなのかわからないが、この国に俗に言う「ママチャリ」というものが存在しない。自転車といえば、まずマウンテンバイク。たまにロードレーサーに乗っている人も見かけるが、老若男女ほとんどの人がマウンテンバイクに乗っている。赤ん坊を自転車に乗せるための専用いすもマウンテンバイクにくくりつける。また自転車の後ろに赤ん坊用車両をくっつけて牽引走行している親も多い。
 
・授業料
これはノルウェーに限った事ではないという話だが、ノルウェー工科自然科学大学の授業料はほぼ無料である。北海油田のおかげかな?
 
・歩行者と自転車と車
横断歩道で人が渡ろうとしていると、ほとんどの車が停まってくれる。また道路の脇には必ず歩行者自転車専用路がある。また主要な道路には路側に自転車専用レーンがあり、とても自転車を利用するのに適したつくりとなっている。
 
・日照時間
トロンハイム市の緯度は、アラスカ、グリーンランドなどと同じ程高いために、夏冬で日照時間が大きく変わる。夏だと日暮れが22時くらい。夜明けは2時くらい。冬は逆に太陽は4時間くらいしか出ない。
 
・ロードプライシング
ノルウェーはロードプライシングを実施している。ロードプライシングとは都市部への交通流入を抑制するために、都市部へ向かう車両に課金する制度である。住んでいるSteinan寮から大学へ向かう途中にもしっかり料金所がある。
 
・英語について
 

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