Last Updated: 2005/3/13

Diary
日々の日記。暇な時に書きます。
 Sunday, 5 December,2004   Ski Jump Worldcup
トロンハイムでスキージャンプワールドカップが開かれる。日本人たるもの、日の丸飛行隊を応援しないわけにはいかない。今回は葛西や船木もトロンハイムに来る。
 
船木一喜は留学生達の間でもかなり有名で、初めて話す人とは俺が日本人だと言うと、船木の話題なる事もしばしばだ。ドイツ人の友人に教えてもらったのだが、"Christoph & Lollo"というアーティストが船木の歌を歌っている。曲名もずばり"Funaki"。ドイツ語なので歌詞がどういうものかわからないが、スキージャンパー船木が海外でどれだけ有名であるかがわかる。
 
この"Funaki"という曲、独特のリズムでとても耳に残りやすい。特に最後のクライマックスの部分では
 
"Funaki Funaki Funaki Funaki..."
 
とフナキという単語を23連発で歌い続ける。俺はノルウェー語のテスト中、この曲が頭の中で流れて止まらなくなり、非常に困ってしまった経験がある。それほどインパクトのある曲だ。
 
 
昨日はこの曲を聞きまくって、明日の応援に対して意識を高めておいた。
 
 
が!しかし、
この日船木は昼の試技で着地に失敗してしまい、本番への参加が禁止されてしまったらしい。あれだけ船木の曲を聞きまくって気合を入れてきた俺にとっては、非常に痛手である。後で知った事だが、この試技では船木が一番飛距離を出したらしい。残念でしょうがない。
 
気を取り直して、葛西を始めとする日本人選手を応援する。この日葛西の1本目は
112メートルで2本目の出来によっては表彰台を狙える位置につけた。
 
2本目のジャンプ時に応援できるように、俺と道さんとオリエさんは最前列へ出た。葛西が2本目を飛ぶ。116メートルを飛んで我々の前を通過する。
 
聞け、我が魂の叫びを!
 
「かさいー!!!」
「かさいー!!!」
「かさいー!!!」
 
聞こえましたか?葛西さん。ちゃんとトロンハイムにもあなたを応援する日本人がいるのですよ。
 
 
 
「はぁ〜ん?聞こえんなぁ〜」
 
なんてカサンドラの獄長風に言ったりしない。
 
すごいスピードで我々の前を通過していったので聞こえなかったかもしれない。でも、応援出来て良かったと思う。
 
 
この大会はフィンランドのアホネンが優勝し、日本人は葛西選手の9位が最高であった。

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