標高3883メートルに位置するクラインマッタホルン展望台。ここからはツェルマットだけでなく、イタリア、遠くはフランスまでも望める。麓からロープウェイを乗り継いで４０分もあれば登る事ができる。急激な高度の変化に体が慣れなかったのか、軽い頭痛を覚えた。ツェルマットに降りてきた時は空気の濃さと言うものを強く実感した。

クラインマッターホルン展望台側には氷河洞窟というものがあって、氷河内を人工的にくりぬいたトンネルに入る事ができる。中には凍りでできた彫刻がたくさんある。

ツェルマットの街では乳母車を用いる親は少なく、そりに子供を乗せて引っ張るというスタイルがほとんどであった。写真の女の子が何気にカメラ目線。

ドイツではレンタカーを借りた。運転中偶然にも見つけた美しい鉄道橋。日本には見られないヨーロッパらしいアーチ形式で、ドイツの景色によく溶け込んでいた。

朝焼けのアウトバーンを駆け一路シュツットガルトからノイシュバンシュタイン城を目指す。この時の気温は０度。霜が降りたアウトバーンを運転するダニエルは飛ばしまくる。

どちらが本当の話かわからない。スペインのセゴビアにあるアルカサル、そしてドイツのノイシュバンシュタイン城と両方ともディズニーランドの白雪姫に登場する城のモデルになったと言われる。確かに両方共それを彷彿とさせる形をしている。ノイシュバンシュタイン城は現地で予約をとって約２０名毎に案内を受けながら見学する。内部は贅をつくしており、当時の姿をそのままに留めている。