テムズ川を渡るミレニアムブリッジ。開通当初は横揺れが激しく、通行止めになった。日本の研究チームによりこの横揺れが解明され、この問題は解消された。

100年以上もロンドン市民の交通を支え、またテムズ河の変遷を見守ってきた、タワーブリッジ。現在でも跳ね橋は現役で年200回ほど開く。上のタワーをつなぐ歩道は元々跳ね橋が開いている間歩行者が歩けるようにと架けられているものだが、実際この歩道を使う人はほとんどなく、橋が閉じるのを待っていたそうだ。上の歩道部分は現在も入る事ができて、そこからの眺めはなかなか良い。

 

当初は蒸気�#関で水圧調整をして橋を動かしていたが、現在は電気駆動となっている。

スペインのサンチアゴ・カラトラバ設計の橋。カラトラバの奇抜なデザインは多くの人を魅了する。この橋を渡って毎日通勤できる人達が羨ましい。

マドリッドでは寮の友人エステバンが様々な良い所へ連れて行ってくれた。どこがマドリッドでお勧めかと言われればこれは難しい。ピカソのゲルニカを見るのも良し、レティーロ公園でまったりするのもいい。そして夜ライトアップされたこのエルグランデ教会を見るのもいい。

マドリッドから列車で2時間のセゴビア。丘の上には昔からの城塞都市が横たわり、中世の雰囲気をそのままに残した路地が入り組んでいる。ここは観光客も少なく、何時間でも居たくなるような雰囲気をもた街であった。

セゴビアは中世の街並みだけでなく、ローマ時代からの水道橋も残っている。緻密に積み上げられた石やその高さから�#するに、これを建設する際は、かなり高度な設計と測量技術が必要であったはずだ。ローマ時代の文明の高さに驚かされる。